森町秋の風物詩

こんにちは、受付のK.Tです。

長い長い夏がやっと終わり、急ぎ足で秋がやって来ましたね。
秋といえば…味覚の秋、読書の秋、スポーツの秋と様々ありますが、仲町歯科医院のある森町ではなんと言っても“遠州森の祭り”
あと2週間ちょっとに迫った、遠州地方最後を飾るお祭りです(ちなみに私、生まれも育ちも森町の森っ子です)

 

森町は訪れた方ならご存じでしょうが、小さな、のどかで静かな町です。
しかし森の祭りの3日間は森っ子達のパワーが大爆発し、町が一変します。

森の祭りは毎年11月の第1金・土・日に行われ、祭典中は各町内14台の彫刻が施された豪華な二輪の屋台が、古い町並みを残す森町ならではの、細く曲がりくねった道を、左右に大きく練りながら進んで行きます。
夜になると、屋台の提灯に灯りがともされ、その様は本当に幻想的で綺麗です
特に、何台も連なった夜の屋台の光景は私のお薦めです。

さらに夜の見所は、各筋で屋台がぶつかり合う、はげしい練り。
これは別名“喧嘩祭り”とも言われる所以なのですが、実は秩序を守った安全なものなので、ご安心を。

毎年沢山の観光客が訪れ、昨年は森町の人口をも上回る2万人以上の人出だったとか。
ありがたいですね。

見所はまだまだあります。
2日目、3日目に行われる 渡御(とぎょ)と還御(かんぎょ)は、お神輿の巡行で、舞児(各町内から1名選出)と14台の屋台も行列に続きます
なので、全ての屋台を一度に見ることができます。
又、渡御の際、コンテストが実施されるため、各町内のパフォーマンスも見ものです。

そして3日目夜に行われる“舞児還し(まいこがえし)”は、神の子として舞を奉納するなど祭事に仕えた舞児を、屋台の中央に乗せ、各町内まで送り届ける、森の祭り最大の見所です。
この時ばかりは各町内、老若男女、多くの人が参加して舞児還しを盛り上げます。

森っ子が一年間待ち続け、その蓄積された思いがこもった“遠州森の祭り”。
近年、人口の減少で存続が危ぶまれている町内が実在するのも事実ですが、それでも多くの人の知恵と努力で成り立っている“遠州森の祭り”。

お時間がございましたら、是非訪れてみてくださいね。

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