皆さんこんにちは! 周智郡森町 仲町歯科医院院長の義永です。
いよいよ冬の寒さも、これから本格的になってまいります。
ところで、皆さまはこういった寒さや痛みに耐えようとする時、知らず識らずのうちに歯を食いしばっている!
…ということはありませんか?
実は「食いしばり」や「歯ぎしり」というのは、ほとんどの方が自覚していません。
それにもかかわらず…
● 歯が削れる・ヒビが入る・折れる
● 顎が痛くなる(顎関節症)
● 口が開かなくなる(顎関節症)
● 噛み合わせが悪くなる
● 歯の根元の部分がくさび状にえぐれる
● 知覚過敏
● 歯周病が進行する
● 頭痛・肩こり・腰痛
などなど、
気づかないうちに体にはたくさんの悪影響をおよぼしている可能性があります。
歯ぎしり・食いしばりを放置していると見た目だけではなく、機能面・健康面において何かしらの問題を抱えてしまうことも。
こうした問題が起きる前に対処するには、「歯ぎしり・食いしばりをしている」という事実を知ることが大切!
そこで!
次の表をもとに、ぜひセルフチェックをしてみてください。
【歯ぎしり食いしばりチェックリスト】
□ 歯ぎしりをしていると家族から言われたことがある
□ 仕事中など、集中している時に気づくと噛みしめている
□ 歯にヒビが入っていたり、擦れて欠けたような歯がある
□ 冷たいものがしみる
□ 歯の根元が削れている・欠けている
□ 肩こりや頭痛などの症状を強く感じることがある
□ 頬の内側に噛んだあとや、舌に歯形(圧痕)がついている
□ 起床時に口の周囲がこわばる・顎が疲れている・だるい
多数当てはまるようであれば、早急に処置が必要かもしれません!
また歯ぎしり・食いしばりはストレスが大きな原因の一つだと言われています。
その他に…
- 就寝直前にスマホやパソコンを見ない
- 横向きやうつ伏せで寝ない
など、生活習慣を見直すことで改善できる可能性も。
無意識に行われるものなので、なかなか意識的に改善するのは難しいものですが、マウスピースなどによる専門的な治療方法もあります。
仲町歯科医院では通常タイプのマウスピースの他にも、成長期のお子さんの歯並びを整えるマウスピース・プレオルソ、さらには西村式マウスピースも提供しています。これは歯ぎしり・食いしばりの専門家として有名な西村育郎先生が開発されました。
気になる方はいつでもお気兼ねなくご相談ください
これから忙しく慌ただしい12月ですが、そんな時こそ落ち着いて、リラックスするのも大切かもしれませんね。
新年に向けて、健康第一に過ごしましょう!