みなさんこんにちは!
周智郡森町 仲町歯科医院 院長の義永です。
夏も真っ只中となり、
暑さも日に日に増していますが、
皆さま元気にお過ごしでしょうか。
レジャーや旅行などの機会も増えるこの季節、
感染予防対策をしっかり行って
思い出もたくさん作れるといいですね。
子どもの頃に行った
あの場所やこの場所が
今でもいい思い出…という方も
多いのではないでしょうか。
今回は、
そんな経験を重ねた
大人だからこそ
なってしまいがちなむし歯
について、
ご紹介したいと思います。
◆加齢や歯周病が「弱点」 を作る
根本にあらわれる『根面むし歯』
これは簡単に言えば、
「歯の根」にできる
むし歯のこと。
加齢や歯周病によって
歯ぐきが少しずつ下がると、
本来隠れていた
歯の根が露わになります。
この歯の根の表面を覆っているのは
「セメント質」という組織。
セメント質は
歯の上部分を守る 「エナメル質」と違い
薄く・やわらかいため、
しっかりケアをしないと
いとも簡単にむし歯になってしまいます。
また、歯の神経を取り囲む「象牙質」 は
年齢とともに厚くなります。
すると、
もし根面むし歯になっても
痛みを感じにくく、
気づくのが遅れて
むし歯が進行してしまうのです。
◆治療したのにむし歯になる?!
密かに進行する「二次むし歯」
一度「つめもの」 や
「かぶせもの」で治療したところは
「もう安心!」
…と考えてしまいがちなのですが、
実はとても注意が必要なのです。
むしろ、治療のために
歯自体が削られていたりするわけですから、
健康な歯よりもデリケート。
しかも、つめもの等は
いくら精度が高く、
強力に接着されていたとしても
日々のお食事などにより
どうしても隙間や段差ができてしまいます。
こうした隙間から細菌が入り込み、
治療したにも関わらず
再びむし歯になる…
これが二次むし歯です。
さらに、 もし治療のときに
歯の神経をとってしまっていると、
痛みを感じにくく、
「気づいた時には相当進行している」
ということも。
これらを防ぐには、
・正しいケア
・定期的な歯科医院でのチェック
以外に方法はありません。
定期的に仲町歯科医院にご来院いただけますと、
むし歯はもちろん、
歯ぐき下がりの原因にもなる
歯周病も防ぐことができますので
ぜひおすすめいたします。