皆さんこんにちは!
周智郡森町 仲町歯科医院院長の義永です。
徐々に気温も下がってきて、
上着が手放せない季節になって参りました。
こうも寒いと、
ついつい奥歯を噛みしめてしまったり、
口元が強張ったりすることも。
そんな時にうっかりと噛んでしまう口内炎。
しかも、噛んでしまった事で悪化して、
なかなか治らずにまた噛んで…
「いったいいつ治るのか!」
なんて経験はございませんか?
そうでなくても、
お口にできた異物は気になるものです。
そこで今回は、
そんなやっかいな口内炎を、
少しでも早く治すコツを2つ
ご紹介したいと思います。
口内炎を早く治すコツその1
◆お口を○○で清潔に!
口内炎の原因は、
お口に傷がついたり、
栄養・ビタミン不足やストレスが重なったり、
アレルギーであったりと様々です。
しかし、いずれも
お口の中の細菌が悪さをしている
ということに変わりはありません。
つまり、
お口の中の細菌を減らし、
清潔にすることが大切!
とはいえ、
マウスウォッシュ(洗口液)では
刺激が強すぎたり、
善玉菌も減らしてしまったりします。
そこでおすすめしたいのが
ご自宅でも作れる【生理食塩水】です。
生理食塩水とは、
ヒトの体液とほぼ等張に調製された
塩化ナトリウムの水溶液…
・・・と聞くと、
なんだか難しく聞こえるかもしれませんが、
簡単に言ってしまえば、
『涙など、ヒトの体内にある液体と
同じ塩分濃度にした水』のこと。
毎食後、これを使って
少なくとも1日に3回、
30秒程度うがいをします。
口内炎を早く治すコツその2
◆お薬などの使用
生理食塩水でお口を清潔にしたら、
口内炎用の塗り薬やパッチ、
ビタミン (B2) の飲み薬などを使用しましょう。
「え?薬があるなら
わざわざ生理食塩水を作ったりせずに
最初から使えばいいんじゃ…?」
と思われるかもしれませんが、
それは少し違います。
お口の中が不衛生なままでは、
口内炎が長引いたり悪化したりする可能性があるため、
せっかくのお薬も十分な効果が期待できません。
そのため、
基本はお口を清潔に保つことから!
というわけなのです。
◆口内炎以外の病気が原因の場合も…
口内炎はおよそ 10日前後で自然治癒します。
しかし、
同じ様な症状が2週間以上続く場合、
それは「口腔がん」など
他の病気が潜んでいる可能性も。
適切な治療方法や、
病院をご紹介できることもありますので、
症状が長期にわたる場合には、
ぜひ一度ご相談ください。
また仲町歯科医院で調整・販売している
エピオス洗口液は、
続けていただけると
口内炎の発症を食い止める効果があります。
毎日の習慣にしてもらえると、
むし歯・歯周病予防にもなり安心です。