周智郡森町の歯医者、仲町歯科医院のブログページです。
皆さんこんにちは。院長の義永です。
この時期は毎年残暑の厳しい季節ですが、
日が落ちれば涼しい日も増えてきました。
過ごしやすくなるまで、 今しばらくの辛抱ですね!
そんな 「辛抱」といえば、
みなさんはついつい億劫になって、
歯医者に行くのを我慢してしまったり
後回しにしてしまったり、
ということはございませんか?
特に「親知らず」は、
むし歯などと違って病気ではないので、
「できれば治療したくない」
という方がほとんどかと思います。
そこで今回は、
いざというときのために覚えておいてほしい、
親知らずのQ&Aをご紹介いたします!
Q1. それほど痛くないから放置しても平気?
A1. 痛みがあったら放置はせずに、早めに受診しましょう!
あまり痛くない、または、
痛くなくなったからといって放っておくと
命にかかわる場合もあります。
親知らずが痛む原因の多くは、
細菌感染によるものです。
放置していると感染範囲があごや喉などに広がり、
最悪の場合、 心臓にまで至って命の危険にさらされます。
痛みを感じたときには、 我慢せずに早めに受診してください。
Q2. 必ず抜かないといけないの?
A2. 必ずしも抜歯が必要になるわけではありません。
しかし、 「繰り返し炎症を起こしている」場合や
「周囲に悪影響を及ぼしている」 といった恐れがあるときには、
抜歯をおすすめすることがあります。
Q3. 抜いたあとに痛みはある?
A3. 麻酔が切れたあとに痛むことがあります。
施術中は麻酔が効いているため痛みはありませんが、
「下の歯」や、「骨に埋まっていた歯」 などを抜歯した場合、
痛む可能性が高くなります。
そのため、 痛みが出そうなときは、
事前に痛み止めの薬を飲むように指示することもあります。
また、歯を抜いた箇所はぽっかりと穴が空いて、
骨がむき出しになります。
通常はその穴に血液がたまって 「血餅 (けっぺい)」となり、
徐々に傷口がふさがっていくのですが、
人によっては痛みや違和感、 腫れが続くこともあります。
しかし、気になるからといって
舌や歯ブラシで触ったりしてしまうと、
傷の治りが遅くなるばかりか、
痛みが激しくなってしまう可能性も。
抜歯後は、歯科で説明された注意事項をよく守り、
安静に過ごしてくださいね。