周智郡森町の歯医者、仲町歯科医院のスタッフブログです。
こんにちは。歯科衛生士のT.Sです。
朝晩はかなり寒くなってきましたね。いよいよ今週末は森の祭りです☆
祭り所の~歯医者あるある~が、祭典中の歯の損傷です。
「一気飲みをした瓶で前歯が欠けた」「喧嘩で歯が・・・」など、残念ながら、楽しいお祭り中にトラブルが発生することがあります。
また、日常でも転倒などで歯の損傷してしまう事もあります。
今回はそのような緊急時の対処法をお伝えします。
①歯が折れた(欠けた)場合
折れた歯を接着することが可能な場合があります。
その時に避けてもらいたいのは”乾燥”です!
折れた歯を濡れたティッシュで包みビニル袋に入れ、急いで歯医者に連絡、受診してください。
②根から抜けた場合
抜けてしまった歯も再度同じ所に戻せる事があります。
その時にとても大切なのが”歯根膜”という歯と骨の間の組織です。
この”歯根膜”を水で洗い流してしまうと、再着が難しくなります。
極力触らず、砂などがついていたらサッと流す程度で留め、『牛乳』に漬けて早急に受診してください。
生理食塩水である『コンタクトレンズ液』も有効です。
どちらも手元にない場合は本人の唾液で歯根膜を保護することもできます。
抜けた歯を口の中に入れるか、ビニル袋に唾液をため、その中に歯を入れてお持ちください。
参照:歯のけが 口のけが 月星光博 著
怪我なく、皆が楽しいお祭りにしましょう♪