皆さんこんにちは!
周智郡森町仲町歯科医院 院長の義永です。
今年の残暑は例年よりも長く、
「9月も終わりなのにまだ暑い!」
という日が続きましたね。
これから徐々に
秋冬の季節になっていくわけですが、
空気が乾燥すると細菌やウイルスに
感染しやすくなってしまうので
手洗い・うがいを徹底して予防に努めましょう!
さて、そんな感染予防に
実は「口腔ケアも効果的」 なことは
皆さん、ご存じでしょうか?
その秘密は、汚れたお口で繁殖する
「あの細菌」が関わっています。
♡ウイルスの感染を 「助ける細菌」がいる・・・!
お口は食べものだけではなく、
外気や細菌にとっての入り口でもあります。
そのため、お口が汚れていると
体の中に細菌が侵入する可能性が
高くなってしまいます。
さらに厄介な存在が、
お口のケアを怠るとすぐに繁殖する
歯周病菌です。
実は、 歯周病菌が作り出す
プロテアーゼ (酵素) という物質が、
ウイルスの感染を手助けしてしまうのです。
♡インフルエンザや新型コロナにも影響が
プロテアーゼが助けるウイルスの中には、
インフルエンザウイルスも存在します。
つまり、逆に言えば
歯周病予防をすることが
プロテアーゼの増加を防ぎ、
インフルエンザの予防にもなる、
というわけです。
実際に、
歯科衛生士による口腔ケアを受けた人は、
インフルエンザの発症率が10分の1になった
という研究結果もあります。
また、お口の中が汚れていると、
細菌が肺にまで侵入し、
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を
引き起こすことがあります。
そして、誤嚥性肺炎になった状態で
新型コロナウイルスに感染すると、
重篤化する恐れがあるため、
お口の中は常に清潔にすることを
心がけましょう!
歯周病は、ご自身では
なかなか症状に気づくことができないため、
定期的な検診による
予防やメインテナンスが必要不可欠です。
汚れや細菌を徹底的に除去するためにも、
ぜひ定期的に、
仲町歯科医院で口腔ケアを受けてくださいね。