皆さんこんにちは！
周智郡森町　仲町歯科医院院長の義永です。　
あっという間に過ぎ去ってしまいそうですが、皆さんは 「秋」を楽しんでいますか?

「読書の秋」や「スポーツの秋」 など、思い思いの秋があるかと思いますが、とある調査によると、多くの方が思い浮かべるのは『食欲の秋』だそうです。
食事は人生において、 切っても切れないもの。食生活の豊かさで幸せを感じる方も、それだけ多い、ということですね。

さて、そんな「豊かな食生活」 を保つために重要なのが 「歯の本数」 です。
歯の本数が減ると、「大好きな食べもの」 が食べられなくなってしまうばかりか、「生活」 にもさまざまな悪影響が生じることになります。

「食べられるもの」が圧倒的に違う！

歯の本数は、そのまま「皆さんが食べられる食事の種類」にも大きく影響します。
たとえば、歯が 18本から28本あれば「フランスパン」や「スルメイカ」、「たくあん」 などの、歯ごたえのある食べものも、しっかり味わうことができます。
しかし、これが 17本以下になるにつれて食べられるものはどんどん減っていき、5本以下になると「うどん」 「バナナ」 「ナスの煮付け」など、 本当にやわらかいものしか食べることができなくなります。

いつまでも、 好きな食べものを好きなように楽しむためには、歯の健康維持が欠かせないのです。

歯が抜けるのは仕方のないこと？

さらに、 歯の本数が減ることは、食生活だけではなく、健康にもさまざまな悪影響を及ぼします。
歯の本数が 20 本を下回ると、「転倒リスク」や「認知症リスク」、「要介護認定リスク」 など、日常生活におけるリスクが上昇することがわかっています。

「そうはいっても、年齢とともに自然と歯は抜けていくものでは？」

と思われる方も多いかもしれませんが、それは少しだけ間違っています。
正しくは、何もケアをしないと年齢とともに抜けていってしまうが正解です。

定期的に歯科に通い、セルフケアもしっかりしていれば80代でも90代でも多くの歯を残すことができます。
そのためにも、まずは次のグラフを参考に、同年代の平均本数と比較してみてください。

もし、ご自身の歯の本数が平均を下回っているようであれば、これ以上、 歯を失わないために、これからのケアが重要です。
そのためのお手伝いも仲町歯科医院の大切な役割ですので、少しでもご不安なことがあれば、いつでもお気兼ねなくお声がけください！