皆さんこんにちは!周智郡森町の歯医者、仲町歯科医院のお知らせページです。
梅雨も明け、 夏服を着ることも多くなってきましたが、久々に薄手の服を着てみたら
「あれ?・・・もしかして最近太ったかも・・・・・・?」
なんてため息をついている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな見た目にも影響のある「お腹周り」 ですが、 実は
『メタボ予備軍』 になっている可能性があるかもしれません!
◆ 「メタボ」の正しい意味
メタボリックシンドローム (通称・メタボ)は判断基準がしっかり定められています。
そのひとつが 「肥満」 です。
ウエストの周囲が男性であれば 85cm 以上、
女性であれば90cm 以上であること。
かつ、
・高血糖
・高血圧
・脂質異常症(高脂血症)
のうち、2つ以上が基準値以上であること。
このように定められています。
ウエストの周囲が基準値を超えてしまっている場合は、
その時点で黄色信号・・・!というわけですね。
このメタボを放っておくと、動脈硬化が進んで血流が悪くなり、
脳血管疾患 心血管疾患 糖尿病など、
命に関わる病気のリスクが高まっていきます。
また、
・肥満
・高血压
・糖尿病
・脂質異常症(高脂血症)
のうち、いずれかに該当する方は、そうでない人と比べて
心疾患になる危険性が約5倍も高くなり、
3~4つ該当すれば、その危険性は約36倍にも跳ね上がる
という研究結果もあります。
◆「歯周病予防」は「メタボ予防」!
歯周病は、がん・骨粗しょう症 動脈硬化・・・など、
さまざまな全身疾患を悪化させてしまいます。
その悪影響の中には、
メタボのリスクでもあった心疾患や糖尿病も含まれており、
糖尿病が歯周病を悪化させ、歯周病が糖尿病を・・・
という負のスパイラルを引き起こしてしまうのです。
そんな 「歯周病」 と、
メタボの要因である 「肥満」 を防ぐための
共通のポイントをご存じですか?
それは、
「よく噛んで食べること」です!
食べものをよく噛むと、
だ液がたくさん出て歯に汚れがつきにくくなり、
歯周病予防につながります。
そして、よく噛むことで
脳内の 「満腹中枢」 が刺激され、
肥満の要因である「食べ過ぎ」 を防いでくれるのです。
ひと口につき30回噛むことで、
歯周病や肥満だけではなく、
認知症やむし歯
口臭の予防にもなりますので、
ぜひ日々の習慣にしてください!
夏の暑い時期には、 夏バテなどで
食生活も乱れやすくなります。
そのような時期こそ、
正しい食生活と適度な運動でメタボ予防を。
毎日の歯みがきと仲町歯科医院でのメインテナンスで
歯周病予防を行い、 健康な体を目指しましょう!