認知症サポーター講座へ

 
こんにちは!歯科衛生士のS.Tです。
 
先日、掛川市主催の「認知症サポーターステップアップ講座」を受講してきました。
 
 
その中でグループホーム水垂の里 施設長 竹原様の「ご飯を食べられる時が1番良い顔をされる」というお話がとても印象に残りました。
 
施設内では利用者様が安全に食べる事ができるよう、食事の前に飲み込みをスムーズにする体操を行っているそうです。
 
口や喉の筋力低下、唾液の減少等で起こり、口の中のものを上手く飲み込めなくなる状態【嚥下障害】は50歳前後から少しずつ始まると言われています。

高齢になるとさらに誤嚥などのトラブルの可能性が高まります。

 
 
スポーツをする時も怪我無く、効率よく力が出せるよう準備運動をしますよね。
 
食事は1日3回です。普段から少しずつ、口周りや喉を鍛えておくことをお勧めします。
 
掛川市のホームページに口腔体操の動画があり、是非参考に!と教えていただきました。
私の担当する訪問歯科でも、あいうべ体操や、パタカラ体操をお伝えしています。
 
 

たとえ自分の歯が全て揃っていても、噛んで飲み込むの機能が衰えていると、食べ物を小さくしたり、軟らかくする必要が出てきます。

歯科衛生士として患者様が一生、食べたいものを安全に口から摂ることが出来るよう、今後も勉強しお伝えできたらと思います。
 

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