皆さんこんにちは。 仲町歯科医院院長の義永です。
今発売中の月刊誌 『DIME 7月号』に興味深い記事がありました。
62ページ掲載のデータウォッチング 「歯科医が増えても虫歯は減らない?~世界の虫歯事情」です。
よく日本の歯医者は数が多いと言われています。
その時に引き合いに出されるのが、皆さんご存知、コンビニより多いという言葉ですね。
DIMEによると歯科医院の数は6万8940軒。
それに対してコンビニの数は5万4501か所です。
確かに多いです。ただこの雑誌でのとらえ方は従来の報道とはちょっと違ってました。
歯科医院では1日で治療できるのは20人から200人程度。そう考えると妥当な数ではとあります。
外国と比較しても、突出してはいないとのこと。
新しい視点で報道していただき、歯科に従事する者としては、嬉しく思いました。
「歯科医が増えても虫歯は減らない?」というのは、実は「削って詰める」歯科治療の構造的な問題です。
予防歯科に移行していけば、虫歯の数は確実に減ります。
当然、私たちも啓蒙に努めなければいけません。
日本ではまだ3%の人しか、定期的に口腔ケアを受けていないのが現実です。
この数をいかに増やしていくか。
これが、私たち歯科医師の一番の課題です。そう考えると、まだまだ歯科医院の数は少ないのかも?
いずれにしても 虫歯や歯周病をなくしていくよう、 努力していきます。
この『DIME 7月号』待合室に置いてあります。
ぜひ読んでください。